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奇虫を飼う だんごむしのススメ。

奇虫を飼う。といえば、皆さんは何を思い浮かべますか??

ムカデやヤスデでしょうか?

それともタランチュラやサソリですか?

最近では世界三大奇虫のCB個体が流通しはじめたり、ゴキブリの飼育なども話題になりました。

しかし、私たちの身近にはそれらに負けず劣らずの不思議な魅力をもつ珍奇な生き物の仲間が存在します。

幼い頃に誰しも一度は集めたであろうダンゴムシワラジムシです。

一見気味悪くて不快な彼らも、目を背けずに観察してみると、その姿や仕草には奇妙な可愛さと飼う魅力がある事に気付かされます。


一部の地域を除き身近でありふれた生き物であるダンゴムシやワラジムシですが、世界を見渡すと、これが本当にダンゴムシ? ワラジムシ?と疑いたくなるような色合いや形をした種類が沢山います。

私達の見慣れたオカダンゴムシでさえ、実は場所ごとに体色に微妙な個性があったり、稀に色彩変異個体というポケ○ンの色違いみたいなレアカラーが存在します。

毒や不快な臭気を出したり噛む事もないダンゴムシやワラジムシは小さな容器に穴を空けて用土を敷いて餌を用意すれば飼育できる魅力があります。

上手く飼えば増やすことも出来き、寿命も数年あります。

母親は卵をお腹の中で育てて幼生を産み、幼生も成体と同様の環境で飼えます。

海外の学名すらない珍種を飼えば『現地の生息地を想像して再現して、その生態を明らかにする(殖やす)。』という違う楽しみ方もあります。

色彩変異個体に出会えれば、そこから自分だけのオリジナル血統を作るという醍醐味まで味わえます。

種類によって飼育の難易度やコツの違いはありますが、これほど飼う魅力のある奇虫が他にいるでしょうか?

ワラダン(ワラジムシやダンゴムシのこと)との生活を通じてbizarreな世界の魅力と、誰も知らない生態を解き明かす奇虫飼育の醍醐味を感じて頂けたら嬉しいです。

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